本を愉しむ 📖 本という平行世界への扉を開け

本を読んでいる時、それはもう違う世界へダイブしているようです。本の中はもう一つの平行世界。もう一つの別の世界を垣間見せてくれた本たちをご紹介します。

初めて扉を開けたとき

 

読書をしている時って、まるで別の平行世界へ飛んでいるみたいじゃありませんか。

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あの感動は忘れない!

  今でもはっきり覚えている

 

月並みに「あいうえお」を覚えた小さい頃、

私は、ワクワクしました

一つ一つの文字が、一つ一つの音であり、それをつなげると名前になる

「いぬ」だったり、「ねこ」だったり

 

ただ文字と音を、まるでパズルみたいに重ねていくことが面白かった

そうして浮き上がってくる音が、練習帳に描かれている絵と同じだ!っていうことが、

面白かった

 

でも、知らなかったのです。

あの瞬間までは!

 

 

ある日、幼稚園にあった絵本を膝に乗せ、

読めるひらがなを

 

一つ

 

一つ

 

ただ、

 

辿って、

 

口に出して、

 

音にして、

 

そうしたら......、

 

 

文章となって、スルスルと文字が、音が、連なっていく!

 

 

つなげていったら、お話が始まった!

 

それは、も〜ぅ びっくり して、衝撃的で  突然  世界が開いた‼︎

 

 

あれを、何と表現できるのか、

例えるなら、ヘレンケラーの ”Water!" と叫んだ時の感動と衝撃が一番近いと思う

 

聖書に書かれているように、「はじめに ことばがあった」は、本当だと思う

あの時、

意識された「ことば」の力が、想像を産み、幼い私を目覚めさせ、私の世界を創造した

 

言葉が、意識に発動を掛ける

 

練習帳で名前の音が浮き上がって来た時は、絵合わせの面白い体験だったけど、

唐突に、初めて文章が浮き上がってきた時は、想像の翼が開いて私の世界を変えた

 

あの瞬間は、前触れもなく突然やってきたのです

誰かが一緒に付いてくれて、教えてくれたわけではなく、

読むつもりでもなかったアクシデント

 

ただ、なにげに絵本を開いたら、知っている文字があって、

あ、このひらがな知っているって、音にして、

次のひらがなも、あ、これも知ってるって音にして、

その次のひらがなも、あ、これも知ってるって音にして、

その次の次のひらがなも、あ、これも知ってるって音にして、

 

気づいたら、(どんな文章だったかは忘れてしまったけれど) 文章になった!

 

 

かくして、絵本を読むのに大人を必要としなくなり

園児にとって絵本は「聞く」もの

大人が読み聞かせをしてくれる絵本を、「読む」ことに目覚めた私

 

靄の中にまどろむ幼児期は消え去り、

絵本を片っ端から読み漁る幼稚園児となった

”おはなし”の部分だけでは飽き足らず、

お話の最後にある「お母さんへ、読み聞かせのポイント」欄まで自分で読み、

  おぉ、このお話はそこがポイントなのかと自分で自分に読み聞かせた

いわゆる、可愛くない園児だったなぁ...

 

 

あの時、わたしの想像の扉が初めて開いた

 

以来この方、読書をこよなく楽しんでいる

 

想像は、創造でもあり、

 

私の世界と意識を今も広げ続け、

本の世界に入り込んでいるうちは、まるで別の平行世界に飛び込んでいるようです

 

雑多なジャンルで、ご縁があって気が向いた本をいろいろ読みます

ベストセラー本はあまり読みません

この20年位は、シュタイナー関連の本、癒し系、自己啓発本を中心に読んでいます

 子供達が通っていたシュタイナー学校の先生たちと一緒に夢中で学んでいました

買っただけで、まだ読んでい無い本もたくさんあります

少しづつ気が向いた本をブログに載せていきます 

よろしくお願いします。

 

あなたが初めて本を読んだ時のことを覚えていますか?

 

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